• 日文原版书 大世紀末シンドローム―日本に未来はあるか!? 浅井隆 東西文明800年周期説の凄さがわかります。特に第6章の文明800年周期説が興味深い。遥か彼方から物凄い勢いで「東西文明の交代」という津波が迫っています。東西文明の転換するラインは、ハワイ周辺と紅海の辺りで地球を2つに分けれます。この2つに分かれた地域で文明が転換しているのです。文化は東西南北に伝搬しますが、文明とバブル景気は主に西
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日文原版书 大世紀末シンドローム―日本に未来はあるか!? 浅井隆 東西文明800年周期説の凄さがわかります。特に第6章の文明800年周期説が興味深い。遥か彼方から物凄い勢いで「東西文明の交代」という津波が迫っています。東西文明の転換するラインは、ハワイ周辺と紅海の辺りで地球を2つに分けれます。この2つに分かれた地域で文明が転換しているのです。文化は東西南北に伝搬しますが、文明とバブル景気は主に西

私たちは今、巨大な混乱の中にいる。それは、混沌の中から始まる全く新しい時代へ向けての「大転換」と言うべきものである。世紀末の経済シンドロームを乗り越え、21世紀を迎えるための方途を説く。

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河北廊坊
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作者浅井隆 (著)

出版社徳間書店

ISBN9784198602833

出版时间1995

装帧精装

货号安38

上书时间2018-06-04

同文书院

十四年老店
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   商品详情   

品相描述:九品
32开精装本。
商品描述
単行本: 364ページ
出版社: 徳間書店 (1995/04)
言語: 日本語
ISBN-10: 4198602832
ISBN-13: 978-4198602833
発売日: 1995/04
梱包サイズ: 19 x 13.4 x 3 cm

目次 
プロローグ 混乱と混沌の大世紀末―危機は目前に迫っている!
第1章 ダラダラ恐慌がやって来る―金融恐慌はあるか
第2章 悪い時には悪い事が重なるシンドローム―かくて泥沼にはまっていく
第3章 現代の妖怪―デリバティブの脅威
第4章 国家破産の悪夢―日本が倒産する日
第5章 創造的破壊―日本の大転換
第6章 大世紀末シンドローム―世の中には不思議な巡り合わせがある
第7章 東洋ルネッサンス―光り輝く二一世紀へ
エピローグ 日はまた昇らねばならない

トップカスタマーレビュー
桃三郎
ベスト500レビュアー
5つ星のうち5.0古い本ですが東西文明800年周期説を知ると視野が大きく広がります
2017年10月29日
形式: 単行本
1995年に書店で購入。再び読み返してみると東西文明800年周期説の凄さがわかります。特に第6章の文明800年周期説が興味深い。遥か彼方から物凄い勢いで「東西文明の交代」という津波が迫っています。東西文明の転換するラインは、ハワイ周辺と紅海の辺りで地球を2つに分けれます。この2つに分かれた地域で文明が転換しているのです。文化は東西南北に伝搬しますが、文明とバブル景気は主に西へ進みます。

世の中が大きく変わろうとしている現在の転換点とは、世界的規模の大動乱の時代なのです。そして今、日本には再び歴史的な大転換期がやってきている。西暦2000年を境に、日本の頭上で「恐慌の60年サイクル」と「覇権移行の100年サイクルがグランドクロスしているのです。

ところが、それを遥かに越える「巨大な津波」が20世紀後半から21世紀前半にかけて世界中に襲いかかる。それこそ「東西文明の800年周期」といわれる西洋⇒東洋への文明の波の大移動なのです。

これまで約800年の長きにわたって世界を支配してきた西洋文明が、いま眠りに就こうとしている。20世紀後半から21世紀前半の約100年をかけて、この壮大な歴史的大移動がなされようとしています。

その際の巨大な軋轢が、いま西洋と東洋の橋渡しの役割を担っているこの日本に大きくのしかかっています。われわれが漠然と気がつかずに見ている世界的混乱と変化は、こうした地球の壮大な歴史的ドラマの1つの断片に過ぎないのです。

そうした出来事の1つの側面が日本で起きている前代未聞の長期不況と政治的混乱なのだということになる。だから、この歴史的流れは新しい社会システムが実現しない限り、現在の硬直化した日本政府と言えども変えることは出来ないと思われる。

少なくとも「覇権の移行」の恐るべき力は西暦2000年以降、真の姿を現し始めている。つまり、21世紀半ば頃にかけて「覇権の移行」とともに「東西文明交代の800年周期」が世界の政治と経済を大地震のように揺さぶることになるだろう。

その際、経済的に最大の被害を受けるのは次の覇権国「日本」になる可能性があるのです。この「文明の800年周期」は余りにも壮大なスケールの話であるため、これまではごく1部の人々にしか注目されてこなかった。しかし、むしろ21世紀に入ってからは徐々に世界中で評価され始めており、その波動の正確さが実証されるだろう。

文明800年周期という世界史に全く新しい角度から光を当てたこの壮大な説は、実は日本人が発見したものである。村山節氏がたまたま発見し、一生をこの研究に捧げて1つの明確な体系まで発展させたものです。

約800年ごとに東洋と西洋の文明が交代するという説は、最初は聞く人を「まさか」と思わせるが、世界史の年表を調べてみると、その正しさに思わず息を呑むことになる。そこで人類の壮大な歴史を振り返ってみましょう。

まずは紀元前4世紀~5世紀からの世界史を眺めてみると次のようなパターンを発見することが出来ます。その頃の古代アジア文明が衰えてペルシャが没落し、代わってヨーロッパ未開時代に終止符が打たれるようにギリシャ文明が興隆する。

それから約800年間の西洋は、ギリシャ文明とその高度な文明を引き継いで発展させたローマ帝国の文明によって頂点を極めるまでに繁栄しています。それに対し、東洋はアジア中世期とも呼ばれる武力と封建制が支配する時代を迎える。

其れはユーラシア大陸の全土に及ぶ民族大移動の影響が大きいと考えます。嘗て、ローマ帝国の衰退から滅亡に至る時期と五胡十六国の大乱が発生し出し本格化していった時代が附合するからです。

そして約800年後の西暦370年頃、シナ地域での戦乱が波及してフン族などの中央アジアの騎馬民族が活発化。そして欧州へ流入。彼らの一部はゲルマン民族の領土を奪っていった。

更に気象異変による長期の大凶作と急速な寒冷化により飢えた北方のゲルマン民族が武装化難民としてローマ帝国領内に侵し破壊と略奪の限りを尽くし、あれだけ繁栄を極めたローマ帝国は末期を迎え、やがて欧州は武力と封建制が支配した「暗黒の中世期」へと入っていく。

それに対して今度は東洋が興隆し、特に中国は「唐」やそれに続く「宋」と、高度な文明を築き、東南アジア地域でもボロブドゥールやアンコールワットなどが栄える。

そしていよいよ前回の文明交代期・・・十字軍遠征という、当時は高度な文明だったアラビア地域である西アジアへの略奪戦争によって西洋人たちは目覚め、西アジア貿易航路の拠点としてベネチアが発展しルネッサンスから世界大航海時代へと続き新大陸発見後、ついには東洋を植民地として支配するまでになった。

そして急速に資本主義を発展させ、大量生産の工業化に成功し産業革命でピークを迎える。だが、その西洋型合理主義が今になって全ての分野で行き詰まっています。しかも環境破壊も激しくなっている。そしてアジア地域が急速に興隆してきている。

いよいよ、文明交代期が本格化してきているのだ。つまり、「文明800年周期説」とは、西洋文明と東洋文明は多少の誤差はあるものの、ほぼ800年ごとに文明の主役の座を交代しながら正確なパターンをもって波動進化しているというものです。

人によっては「そんなコトあるわけがない!」と思う方もいらっしゃると思われます。念のため世界史年表を何冊か取り出して眺めているうちに、世界史は確かにこのとおりに動いているではないか。

ちなみに、日本の歴史学者で、この説に反論を唱えることが出来た人は今のところ1人もいないそうである。ところで、ここに1つの大問題が我々の前に立ちはだかろうとしている。

実は「東西文明の交代期」とは、気候変化や地震などを含めた天変地異とそれに伴って食糧危機から発生する民族大移動、その結果として戦争が世界各地で荒れ狂う大動乱期なのです。

前回の交代期である12世紀~13世紀にかけては、西洋では十字軍戦争、東洋ではチンギス・ハーンとその子孫による世界的戦乱が地球上を覆い、民族大移動によって滅亡した国家や民族が限りなく発生。

その800年前はどうだったか。4世紀~5世紀にかけて、西洋では「ゲルマン民族の大移動でローマ帝国が滅亡」し、東洋ではアジア地域に欧州や中東の異民族が侵入したことで「五胡十六国の大乱」があった。そのとき日本へ多くの人々が避難してきた。

全ての現象は繋がって連動しているのです。こうした大混乱の時代は何故800年ごとにやってくるのか。それは太陽の活動周期である800年周期とも関連が大きく、800年ごとに地球上は天変地異に襲われ、長い大凶作が続くことで民族の移動を促しているからだと現在のところは考えられています。

もう1度図を眺めていただくと、その形から何か気が付かれはしないだろうか。そうです、この東洋と西洋の文明の波は遺伝子のDNAの構造に酷似しているのだ。この相互交代の活動により人類文明はその情報を伝達と保存し進化していくのではないか。

そして問題は近未来です。この波動パターンがやはり今回も繰り返されるとすれば、我々は21世紀半ば頃まで凄まじい動乱期を迎えるなければならないことになる。

西洋が衰退し戦乱渦巻く「暗黒の中世」の時代に再び突入する可能性は高い。だから第一次と第二次の世界大戦などは「第1波」に過ぎないのかもしれないのです。

これから我々が嫌でも直面するであろう歴史的大転換期において、あなた方にも実感させられることになるだろう。歴史の壮大な流れは誰にも止めることが出来ない。

こうした大激動期には多くの人々が自分たちの身に何が起こっているかを理解できず、その結果として時代の激流に押し流されて命の危機に遭う。だが、歴史が進んでいる方向をおおままかにでも予見できた人々はチャンスをつかめるかもしれない。

恐れていては何も始まらない。まず、私たちが壮大なスケールの地球波動の中で生きているという現実を直視することから全ては始まります。これは地球バイオリズムのドラマなのです。それは、これからあなたが今まで見たことも無い自然淘汰現象、つまり西洋文明の政治や経済や文化が崩壊していく出来事を目撃することになるでしょう。

話は戻ります。既に「覇権の移行」という人類史上にも稀な大激動期が1975年頃から本格的に始まったのです。文明法則史学では1975年から2075年までの100年間を25年ごとに4期に分けています。

第1期のおよそ1975年から2000年までは、西洋文明の崩壊現象が表面化する時代です。ヨーロッパ各地と南北アメリカでは、文明崩壊の序章現象が広がりました。

ベルリンの壁の消滅や欧米による中東地域への戦争が何度も繰り返されました。また、麻薬と犯罪の激増、家族の崩壊などの社会病理現象が続出しました。10%を越える失業率は、社会システムの根本を揺るがしました。

こうした中で、西ヨーロッパを中心とした1つの経済圏をつくることで、この危機から抜け出そうと懸命ですが、しかし、不況と失業の嵐がその目論見を吹き飛ばそうとしています。EUに加盟する国々は増加しましたが、今度はEU加盟の中心的な国々で内部から様々な問題が噴出しています。

ロシアでは共産主義が完全に崩壊しました。ソ連に従属していた東欧諸国や旧ソ連のアジア系国家は、先を争って没落したソ連という船から脱出しました。純粋なる共産主義の大国は消え去りました。

ユーラシア大陸の中央に陣取るロシア西部や東欧やコーカサス地方及び隣接する中東諸国には、これから「騒乱の夜」が迫っています。文明交代期の最大の特徴であり、メインイベントでもある「民族大移動」は、間違いなくこれらの地域を中心として起きることでしょう。

一方で東洋の第1期はどうでしょうか。最大の特徴は世界の資産、特に金融投資がアジアに集中しました。日本が世界第1位の債権国となり、アメリカが世界第1位の債務国となった状況が、アジアへの富の集中というこの時期独特の傾向を物語っています。

このときから既にアメリカ合衆国は日本という国無しでは存続が出来ない状態だったのです。この一連の流れの中にアジアNIES・ASEANや中国やベトナムの経済成長などが顕著化し、アジア各地域の経済圏化が大幅に進んでいるのです。

没落していく一方の西洋文明波と、急速に勃興した東洋文明波。暗くなる西洋と明るい東洋。対照的な状況が誰の目にもハッキリと映ったのが第1期だということです。

しかし、まだアジア新文明の姿はハッキリと現れていませんが、これは第1期という新たな文明創造への準備期だったのです。文明交代期の第1期では、文明波動は日本人に莫大な富を与えました。

この富の意味は、今までの西洋文明の長所を基盤として、新たなアジア文明を作るための肥料です。この肥料を増やすことではなく、どのように使うかが重要なのです。

欧米の経済システムを崇拝して日本人が自己中心的にカネを増やすことばかり考えている間は、アジア・ルネッサンスは起きないと思われます。

ラビ・バトラ教授は、資本主義は2010年代までに終焉すると予測しています。かつて自由の国だったアメリカは資本主義の総本山的な位置でしたが、最近ではだんだんと国家の本質が変わってきています。

一握りの支配層がFRBを牛耳り、その莫大な金権によって政治と経済を支配してきた。その影響で、表向きは「自由」という名と引き換えに犠牲となった多くの下層階級が貧困に喘いでいます。また、社会病理が蔓延して治安の悪化や麻薬の蔓延や家族の崩壊などが進行し、社会全体が崩壊的状態になっています。

チャンスの平等と自由という、一見では非常に良い社会と思われがちですが、社会的病理の蔓延と莫大な国家財政赤字を先送りし続けており既にアメリカという国家は破綻しているも同然。それを戦争の捏造によって誤魔化してきたが、それが行き詰まり崩壊寸前となって何時デフォルトして政府機能がマヒするか時間の問題なのです。

一時的な対処として財政問題の先送りや情報統制や警察力を強化することで辛うじて社会の統一が保たれているように思います。今後、ますます国民の自由が奪われていき社会主義的「統制国家」へと変わっていくでしょう。また、各州が我慢できずに連邦から離脱する動きが出てくれば統一が維持できずに急激に崩壊してしまう可能性もあります。

このように米国デフォルトによる連邦制による統一の維持に失敗すれば、ニューヨークを埋め尽くしている摩天楼の大群は、西洋文明波の終焉という巨大な墓標と化してしまうかもしれません。

既に西洋文明が冬の時代に突入した年である2001年に起きた911同時多発テロで、摩天楼の一部であるWTC跡地が墓標と化しました。
西洋文明波の没落の中でアメリカが果たすべき役割は、かつての「東ローマ帝国」に似たものになっていくと思われます。

ローマ帝国の西部であった西ローマ帝国が滅んだ後、残った東ローマ帝国はギリシャとローマの文明遺産を保存しました。それが東のペルシャやサラセン帝国に受け渡されたのです。

まさに「橋渡し」の役割でした。東ローマ帝国と同様に今後のアメリカは、進化したヨーロッパ文明を保存して日本を始めとするアジア地域に継承する役割を果たすことになるでしょう。今回、文明波は太平洋を越えます。

西洋文明波のラストランナーとしてのアメリカの仕事がここにあります。その意味で、日本とアメリカは東西文明の2重らせんの結び目に当たる役割を分担しているともいえます。

すなわち、ヨーロッパ→アメリカ→日本→アジアというルートです。また約800年後には、西アジア→ヨーロッパへと地球生命体の文明情報が伝達されていくのです。

第3期の2025年から2050年頃にかけて、西洋文明波は第2期の「瀕死」から「死亡」の形を取るだろうと予測されます。西ヨーロッパの近代国家群はこの頃には全て消滅しているでしょう。

近代国家の国境は意味を失い、度重なる民族大移動の波に襲われたヨーロッパは争いが絶えず、殺戮と破壊の場となるでしょう。各国の政治力は消え去り、芸術の価値も地に落ちていくかもしれません。

近代的な国家の存続を前提にしていたら、この時代の未来は見えてこないでしょう。近代国家という枠組み自体が資本主義と同様に、西洋文明の第3サイクルの秋の時代が人為的につくりだしたシステムに過ぎないのです。

主権と領土と国民を備えた国家という考えは、何も永久不変のものではなく、せいぜい300年ほど前に西ヨーロッパで生まれた概念なのです。西ヨーロッパの文明波の死とともに近代国家自体も消え去る運命にあるといってもよいでしょう。

ヨーロッパ地域の国家至上主義やナショナリズムは文明交代期には消えていくことになります。この時期にアメリカがどうなるのかはわかりません。イギリス・フランス・スペインなどヨーロッパ主要国の植民地となった新興国のアメリカには、前の文明サイクルの記録がないからです。

基本的には西洋文明のラストランナーである国ですから、ヨーロッパと同じ波長で崩壊するかもしれませんが、地理的にみても「暗黒の中世期」への突入はヨーロッパ地域よりも少し遅れると思われます。

もし、アメリカがそのときまで統一した国家を保っていたならば、アメリカは当然に混迷するヨーロッパを救いに動くでしょう。ですが、金融資本家やヨーロッパの王侯貴族の私的な「金のなる木」であり収入源でもあったアメリカが先に崩壊してしまう可能性も十分に有り得ます。

それがヨーロッパへと波及してEU加盟国の内戦化や連鎖破綻によってEU体制にも大打撃を与え、欧米の同時崩壊を演出することも大いに予想されます。欧州の諸国も内部から分裂の兆しが噴出しています。本当に予断を許さない「文明の交代期」特有の現象が頻発するのです。自然発生的と人工的な天変地異が入り乱れて激増します。

ヨーロッパを救う義務があるのは、むしろアジア地域の国々の使命だと思います。アジア地域からヨーロッパへの財政や経済の支援などを送り、ヨーロッパの崩壊現象を緩和させることで民族大移動の後遺症を減らせることが出来るかもしれません。

その使命をアジアが放棄すれば、中世期への移行期にある暗黒の戦乱時代が大きくなり、ヨーロッパは殺人と流血と流浪の人々が乱れ戦い続ける生き地獄になってしまうでしょう。

欧州だけでなくアメリカも財政的経済的の大混乱から各地で暴動が頻発し、それが飛び火して内戦状態に移行するかもしれません。そうなると国内の混乱を鎮圧するために軍事政権が誕生します。

地球生命体の遺伝子として、東西文明の2重らせんの意味を認識すれば、アジアがヨーロッパを救わなければならないのです。アジア新文明の黎明期の質が問われるのがこの時期なのでしょう。文明交代期の第2期と第3期、即ち約2000年から2050年頃までが、人類にとっても地球にとっても正念場になると思います。

21世紀に入っている第2期の2000年~2025年くらいまでは、生産技術・科学技術・発明や新発見などの分野の主力がアジア地域に巡ってきます。食糧生産・素材・環境・新エネルギー技術などの分野で革新的なイノベーションが、東の文明波動の中から生まれてきています。

そして第3期の約2025年以降になると、徐々に東洋ルネッサンスが本格的に開花し始めてくるでしょう。芸術やファッションや音楽を始めとするサブカルチャーなどの文化的創造分野から発展していき、アジアに次々と画期的なものが生まれてきます。

第2期と第3期を通じて、情報・富・金融・発明力などが東洋の世界に急速に集中していきます。これが基盤となって「新アジア文明」が起きてくるのです。

その反面、2025年~2050年の文明交代期の第3期の西洋文明では、西の文明が「瀕死状態~死亡」に陥ると思われます。今まで定説とされていた西洋アカデミズムの虚構も数多く露呈します。

この西洋文明の本格的な没落は、欧州の経済崩壊に端を発する暴動の頻発から内戦の激化、そして寒冷化による不作などが相まって民族大移動が起きてきます。

今後、ヨーロッパ地域で起きる可能性の高い本格的な民族移動に繋がる原因は、火山噴火を始め温暖化で北極海とグリーンランドの氷河から氷山が流れ出したりアイスランドなどの氷が融けていくことで、大西洋の熱塩ポンプの機能低下による急速な寒冷化を伴う気候変動での食糧不足です。

また、EU加盟国の国家連鎖破綻から始まるEU諸国の財政と経済崩壊で生じる経済難民が主として比較的経済の良い国へと民族移動を起こし出す。
今から約1600年前に起きた前回のゲルマン民族の大移動や騎馬民族であるフン族が欧州へ流入したことは、こうした大きな気候変動に端を発したのではないかと考えられます。その上、万が一「第3次世界大戦」が発生した場合は民族大移動に更なる拍車をかけることになってしまいます。

既に、東欧地域の社会不安とネオナチなどの民族右翼の台頭、ギリシャやユーゴなどのバルカン半島周辺での民族問題と政治不信による暴動が頻発、コーカサス地方などの民族問題と紛争が再び噴出するでしょう。

今回の民族大移動の震源地はココの地域になるような気もします。EUも統合が進む一方で、加盟各国の経済的格差と政治的対立や分離も発生しています。欧州が50年間かけて積み上げてきたEU統合が逆回転し、徐々に「解体」に向かい始めており経済大国のEU離脱もありえます。一度動き出せば、元に戻すのは難しいでしょう。

その前回の西洋文明が没落した時代…即ちローマ帝国がゲルマン民族やフン族の大移動と流入によって急速に滅んだのと同様な形が再現される可能性があります。今回はゲルマン民族ではなく、スラブ&アラブ民族の大移動なのかもしれません。

この頃にはヨーロッパの近代国家の国境は意味を失い、民族大移動の嵐に襲われたヨーロッパは争いの場と化し、民主主義的な政治力は消え去り芸術も地に落ちていき、中世期として暗黒化していくものと思われます。

その後、武装化難民や武装化の集団の中から、突出したリーダーシップを発揮した武将が多く出てきて、それぞれに小さな都市国家を造り始めていくと考えます。アメリカ大陸地域の国家群の没落はヨーロッパの崩壊から十数年くらい遅れて顕著化してくると思われます。

近い将来に起きるであろう「EU諸国および米国の財政的破綻」から発した経済危機と混沌が引き金となり、職を失った数千万単位の民衆が化し内戦が各地で勃発して連邦制が維持できなく欧州や米国は分離してしまうでしょう。
その後は各州ごとや幾つかの州が集まってそれぞれが一時的に独立国家として機能しているものと思われます。そのころには新アジア文明による大勃興が始まっているのです。

2050年以降の文明交代期の第4期では、ヨーロッパ西洋文明では約800年続いた「ヨーロッパの第3文明サイクル」の葬式が済んで、新しい安定した封建時代による中世期が始まっていくでしょう。その頃には政情も一時的にではありますが少し落ち着いてくると思われますが、束の間の安息時代は長くは続かずに再び戦乱時代へと進むと予測します。

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