ぷえるとりこ日記 角川書店文庫。丰饶港湾日记 1970/04/10有吉 佐和子 (著)孤本绝版稀奇有吉佐和子早期文学思想文化艺术特点代表作美国留学体会日美文化交流碰撞理解深奥附带解说研究论文一篇
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作者JAPAN 10有吉 佐和子 (著)1970-04-10
出版社JAPAN 角川書店文庫)1970/04/10
出版时间1970-04
版次1
印刷时间1970-04
印数3千册
装帧软精装
页数174页
字数230千字
定价79.72元
货号283-160208-kdaysptn
上书时间2019-05-03
商品详情
- 品相描述:九品
-
文庫: 238ページ
出版社: 岩波書店 (2008/9/17)
ISBN-10: 4003118014
ISBN-13: 978-4003118016
発売日: 2008/9/17
商品パッケージの寸法: 15.4 x 10.6 x 1.4 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 3.7 3件のカスタマーレビュー
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- 商品描述
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ぷえるとりこ日記 角川書店文庫)丰饶港湾日记 1970/04/10有吉 佐和子 (著)孤本绝版稀奇有吉佐和子早期文学思想文化艺术特点代表作美国留学体会日美文化交流碰撞理解深奥附带解说研究论文一篇
NYの女子大生が米国準州へ調査旅行に。留学生崎子と団長ジュリアの日記が映すアメリカ人、日独メキシコ人、島民たちの反応は?漁村の家族・独立党の面々・未来の大統領候補と噂の青年…。乾いた笑いで人種感覚を突く青春小説。
米国の名門女子大の学生たちが、プエルトリコへ調査旅行へ行くという内容のこの小説は、作者の1959年〜60年のアメリカ留学体験が元になっているらしい。
(多分)WASPのジュリア、日本人留学生の会田崎子、プエルトリコ独立を熱望している現地人のホセ・アレグリアの三人が主人公といってよく、ジュリアと崎子の日記という形式で小説が構成されている。
一番目立つというか、作中一番戯画的に扱われてるのはアメリカ人であるジュリア。共産主義、有色人種への偏見(本人は偏見だと自覚してない)や、調査する対象であるプエルトリコを理解する姿勢もない。ましてやスペイン語が出来ないどころか覚える気もない。時代的には、アイゼンハワーからケネディの頃なわけだが、ジュリアをはじめとするアメリカ白人達は、ハルバースタムの『ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (朝日文庫)』で描かれたエリート達にその姿がダブってしまう。
ただし作者の乾いた笑いはジュリアだけを対象としているのではない。ホセ・アレグリアやその家族が持つ黄色人種への偏見や名族意識もそうだし、出来事を批判的に見ている会田自身も実は(暗黙のうちにだが)その笑いの対象となっている。
理解できない三者によるディスコミュニケーションの話、現実の世界の縮図をカリカチュアライズした小説とも言える。
異文化交流に関心のある全ての人に薦めたい。
共感できたり、考えさせられたり。一気に読めてしまった。
著者有吉佐和子の実体験を基に書かれているが、そこに描かれているのは留学などの経験がある人は誰しも経験したことがあるだろう異文化理解の限界。
日本人女子大生の視点からだけではなく、アメリカ人女子大生の語りと交互になって話が進んで行くのがおもしろい。
このアメリカ人女子大生の思考は、日本人を落ち込ませる。表面上は親切なのに心の中では黄色人種呼ばわりだから。こういうタイプ、いるいる!この手の人種は、結局、流暢な英語で気の利いた話ができないと受け入れてくれない。それはペラペラと話が弾んだ方が楽しいに決まっているので気持ちは分からなくもないけど、やっぱり自由に話せないこちらとしては少し寂しい。
ひとつの発見としては、有吉佐和子という女性は、強く気高く、上品な人だったんだな、ということ。
アメリカ人女子大生の無礼な言動にも、大抵冷ややかな目でサラリとかわしている。強い。尊敬すらする。
海外生活に夢いっぱいの方には、ぜひ一読を薦めたい。
そんなに甘いものではない。
NYの女子大の行事としてプエルトリコに調査旅行にやってきたジュリアと崎子の日記が交互に綴られる。
ジュリアは無知で傲慢な「知的アメリカ女性」で、黄色人種を見下して、プエルトリコは「概して知能が低く、発展のためにはアメリカの指導と援助が必要」だと考える。
一方崎子は同じプエルトリコの貧しい現状をみて、資本主義の原理やアメリカの植民地政策の結果をみる。(本作は1964年なので、「知的であっけらかんと生きる」女流作家が描く人物のはしりなのかな?)
日記や夢の形式で読ませる作品って難しい。漱石や三島もそういう形式で書いた作品はあるけど、それらが鑑賞に耐えるのは、言うまでもなく彼らが優れた作家だからだ。
ほかの男性には一切デートに誘われず、ジュリアをはじめとした周囲から「日本人は理解できない」とされる崎子だけど、自他ともに認める「プエルトリコのホープ(家柄も魅力もずば抜けた男性)」であるホセは崎子にぞっこん、求婚に至る、なんてのも都合良いなあって感じ。(そこから政治的な話になって「我々は独立を目指す、キューバのようにアメリカを敵にまわすのではなくて」云々というのは、話題としては興味深い。今後調べたい)
ジュリアの傲慢なのも、「委員長として皆を統率しなければならないし、私にはその能力がある」みたいな感じに始まって、最後まで「今回の調査旅行は予想の範囲内であり、特に目新しい発見はなかった(大人の魅力を備えたボーイフレンドを見つけることができたのは素晴らしい、私の将来は当然輝かしいものだろう)」だからな。崎子ともプエルトリコともすれ違ったままだけど、こうして彼女は「知的アメリカ女性」としてキャリアを積んでいくことでしょうって不気味な感じはあるけど、ムカムカした物足りない感じが読後も残る。
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