晨钟暮鼓(日语短篇诵读精粹辑)
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全新
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作者编者:章虹|总主编:吴侃
出版社上海大学
ISBN9787567131576
出版时间2018-07
装帧其他
开本其他
定价37元
货号30297753
上书时间2024-11-20
商品详情
- 品相描述:全新
- 商品描述
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目录
一、寓言童话
二、文化传统
三、世间百态
四、推特文学
内容摘要
《晨钟暮鼓:日语短篇诵读精粹.第一辑》精选了日本的各个方面的短篇文章。内容涵盖日本传统文化、著名童话故事、反映日本社会现状的文章、青春小说、励志小说等。其中不乏我们已经耳熟能详的内容,更加有利于引发阅读、学习的兴趣。还加入了普通人写的推特文,这些文章更好地反映一些口语化的表达。这些表达有较多的省略、缩略等,历来是我们学习日语中的难点。
《晨钟暮鼓:日语短篇诵读精粹.第一辑》的内容由寓言童话、文化传统、世间百态及推特文学四个板块组成,每个板块收录十篇难度适中的短文,共计四十篇。
寓言童话板块选取了日本、中国及欧洲耳熟能详的寓言童话故事,在日本绘本的基础上加以改编而成。这些寓言童话故事是了解日本文化的重要窗口,也可以作为学习日语的重要途径。
文化传统板块主要介绍包括衣食住行传统节日等内容,如选自大森和夫、大森弘子的《日本》等。
世间百态板块则涵盖了现代生活的方方面面,如家庭、体育、娱乐、教育、医疗、经济等题材,都是和日常生活密切相关的内容。
推特文学板块的选材主要来自日文版推特以及日本推特小说大赛的获奖作品。推特是全球互联网上访问量最大的十个网站之一,收录了各式各样风格迥异的微型小说,篇幅简洁但却丰富多彩,看似戛然而止却又意味深长。
每篇文章在人名、地名及较难读的生词上标注了读音,并参照《日本语能力考试出题基准》,为部分能力考试N3级别以上的语法条目作了注释,旨在起到学习、复习和巩固语法基础的作用。此外,所有的短文均配有中文译文。
精彩内容
かぐや姫昔昔、竹取のお爺さんがいました。ある日、お爺さんがキラキラ光る竹を見付けました。その竹を切ったお爺さんは、目を丸くしました。竹の中には小さな女の子がいたからです。「きっと神様が授さずけてくださったのだ。」お爺さんは、女の子になよ竹のかぐや姫という名前を付けました。
お爺さんとおばあさんに育てられたかぐや姫は、美しい娘へと成長しました。何百人もの若者が、かぐや姫に結婚を申し込みました。けれど、かぐや姫は、誰にも会おうとしません。やがてかぐや姫は宝たか物らものを持ってきてくれた人と結婚すると言いました。彼女が欲しがった宝物は天の国にある仏のみはち、決して燃えない火ネズミの裘かわごろも、金の枝に銀の実をつけている蓬ほう莱らいの枝、海の底に住む竜が持っている玉、燕つばめが抱いている子こや安貝すがい、見たことも聞いたこともないものばかりでした。
石作りの皇み子こは、国中を歩いて仏のみはちを探しましたが、見つかったのは古ぼけた石の桶おけばかりでした。阿倍の右大臣は、猫の皮をきれいな箱に入れて持ってきました。が、火をつけたとたん①、皮はめらめらと燃えてしまいました。倉持の皇子が持ってきたのは、金の枝に銀の実みを付けた木でしたが、鍛か冶じ屋やに作らせたものでした。大伴の大納だいな言ごんは、海に出て竜を探しましたが、どこを探しても竜はいませんでした。いくつもの船を作ったので、お金を使い果たしてしまいました。子安貝を探した石上の中ちゅ納うな言ごん、高いはしごを登って、燕の巣を見付けました。手を伸ばして巣をかき回すと、硬いものがあります。「あったぞ。燕の子安貝。」と喜んだとたんに、はしごが倒れて、地面に落ちて腰を折ってしまいました。中納言の手にしっかりと握りしめられていたのは燕の糞でした。
帝みかどもかぐや姫をお妃きさきにしようと思いました。「お妃になれば、だれよりも幸せになれる。」とお爺さんもおばあさんも言いましたが、かぐや姫は、帝にも会おうとはしません。
かぐや姫は黙って、部屋に閉じこもっているばかりでした。「一体どうしたのかね。かぐや姫。」心配して尋ねるお爺さんにかぐや姫は答えました。「私は、天の国の娘です。もうすぐ迎えの者が来て、私を連れていきます。」お爺さんは、その話を聞いて、かぐや姫を一番奥の部屋に閉じ込めて、しっかりと扉とびらを閉めました。帝は、大勢の兵隊に家を守らせました。かぐや姫が天に帰る夜が来ました。兵隊たち、弓と矢を握りしめて、待ち構えます。月が明るく光ると、空には輝かがやく雲が現れました。輝く雲が舞い降りるにつれて②、兵隊の体から力が抜けていきました。かぐや姫を閉じ込めた部屋の扉も、ひとりでに③開きました。かぐや姫は雲から降りてきた人たちに天の羽はご衣ろもを着せられ、高く昇って行ってしまいました。部屋には、手紙と薬が残っていました。「これは不死身の薬です。飲むと、年を取ることも、死ぬこともありません。帝にも差し上げてください。」お爺さんとおばあさんは、手紙を読みましたが、薬を飲もうとはしませんでした。かぐや姫には二度と会えないのに、長生きしたところで④、何になるだろうと思ったからです。帝も、不死身の薬を使いませんでした。かぐや姫の手紙と薬は、天の国に一番近い山の上で燃やされました。燃やすと、すぐ灰になりました。が、煙けむりは今も残って、天に昇っていきます。人々は、そこを富士の山と呼ぶようになりました。『日本お話名作全集』による注釈①【文型】たとたん(に):◎解説:動詞の連体形(過去形)に接続するが、何か行為をなしたり、ある現象や状況変化が起こると、直ちに時を合わせて、それに関連した現象や状態変化が生ずることを表す。後件には意志性の文が基本的に使用しない。
◎例文:ドアを開けたとたん、冷たい風が入ってきた。/刚打开门,冷风一下子吹了进来。②【文型】につれて:◎解説:名詞及び動詞の連体形について、そうなるのに従って、そうなるのとともに、という意を表す。
◎例文:経済の発展につれて、国民も豊かになってきた。/随着经济的发展,老百姓也富裕起来了。③【副詞】ひとりでに:他からの力なしに。自然に。(自动地;自然地)④【文型】たところで:◎解説:動詞の連体形(過去形)に接続して、逆接条件を表す。前の事柄が無益なものに、また好ましくない状態になりそうだという予想のもとで、後に結びつける。
◎例文:今頃になって大急ぎで走ったところで、間に合わない。/到了这个时候即使赶忙奔跑,也来不及了。
豆知識『竹たけ取とり物ものが語たり』は、平安時代初期に成立したとされ、仮名によって書かれた日本最古の物語文学である。『今こん昔じゃく物語』にも類似の話が出てくるように、各地に伝わっていた説話を一つの物語に纏めたものと言われている。光を放つ一筋の竹の中から生まれ、気高けだかく成長した姫が、貴公子たちやみかどの求婚を退け、天にのぼっていく姿が、ほかの平安時代の物語に比べ、わかりやすく、素朴な作品であると高く評判されている。
訳文赫夜姬从前,有一个伐竹的老爷爷。某天,他看到一根闪闪发光的竹子,切开竹子,吃惊地不禁瞪大双眼,原来在竹子里有个小女孩。“这一定是神仙赐予我的。”老爷爷给这个女孩起名赫夜姬。
赫夜姬被老爷爷和老奶奶抚养长大,成了一个漂亮的姑娘。几百个年轻人都来向他提亲,但是赫夜姬不愿见任何人。最终赫夜姬说:“谁能给我带来宝物,我就和谁结婚。”赫夜姬想要的宝物分别是:天界佛祖的石钵、绝不会燃烧的火鼠裘、蓬莱的金枝银果树、海底龙王的玉、燕子的子安贝,尽是些闻所未闻、见所未见的宝贝。
石作皇子寻遍整个国家找佛祖的石钵,但找到的尽是陈旧的石桶。阿倍右大臣把猫皮装入漂亮的盒子交给赫夜姬,但刚点上火,皮马上燃烧起来。仓持皇子带来的树,虽然在金枝上结着银果,但却是让铁匠做的。大伴大纳言出海寻找龙,但是怎么找也找不到。他还为造船,花光了所有的钱。寻找子安贝的石上中纳言,爬上高高的梯子,找到了燕子的巢穴。他伸手在燕子巢穴里不停翻动,发现有一个硬的东西。他高兴地大喊:“有了,燕子的子安贝。”刚说完,梯子倒下来,中纳言摔在地上,腰都摔断了。手里紧紧握着的却是燕子的粪。
皇帝也想娶赫夜姬为皇后。老爷爷和老奶奶都说:“如果做了皇后,就能成为最幸福的人。”但是,赫夜姬也不愿见皇帝。
赫夜姬默默地把自己关在房间里。老爷爷非常担心地问道:“赫夜姬,你到底怎么了?”赫夜姬回答:“我是天界的仙女。不久会有天兵来接我,要把我带走。”老爷爷听后,把赫夜姬关进最里面的房间,紧紧关上门。皇帝也派了很多士兵把守。赫夜姬返回天界的夜晚终于来了。士兵们紧握弓箭,做好了准备等待着。当月亮发出亮光时,天空中出现了耀眼的云。随着闪耀的云朵渐渐落下,士兵们身体无法使出力气。而关着赫夜姬的房间门,也自动地打开了。赫夜姬被从云朵上下来的仙人穿上羽衣后,向高空飞升上去。房间里,她留下了一封信和药。信里写着:“这是不死药。吃了此药,不会老,也不会死。”老爷爷和老奶奶读了信,却不打算吃这个药。他们认为:“再也不能和赫夜姬见面了,即使长生不老,又有何用呢?”皇帝也没有吃这个药。赫夜姬的信和药,被送到了距离天界最近的山上点火燃烧,最后变成了灰。但是,烟至今仍然朝着天上升去。人们把那儿叫作“富士山”(日语中,“富士”与“不死”是同音词)。
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