• 日文孤本 萩原朔太郎詩集 (新潮文庫)1950/12/1萩原 朔太郎 (著), 河上 徹太郎 (編集)孤本绝版唯一稀少老版新潮名著精典精选附录解说论文一篇序言研究文献5篇散文诗特色名著论文文献多
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日文孤本 萩原朔太郎詩集 (新潮文庫)1950/12/1萩原 朔太郎 (著), 河上 徹太郎 (編集)孤本绝版唯一稀少老版新潮名著精典精选附录解说论文一篇序言研究文献5篇散文诗特色名著论文文献多

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作者日文日本 萩原朔太郎著, 河上徹太郎編集)新潮名著精典精选附录解说论文一篇序言研究文献5篇散文诗特色名著论文文献多

出版社日本 新潮文庫) 孤本绝版唯一稀少老版新潮名著精典精选附录解说论文一篇序言研究文献5篇散文诗特色名著论文文献多

出版时间1986-11

版次1

印刷时间1986-11

印数3千册

装帧平装

页数228页

字数309千字

定价129.97元

货号387-160325-sckthhs

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日文孤本 萩原朔太郎詩集 (新潮文庫)  1950/12/12 萩原 朔太郎  (著), 河上 徹太郎 (編集)孤本绝版唯一稀少老版新潮名著精典精选附录解说论文一篇序言研究文献5篇散文诗特色名著论文文献多
孤独と焦燥に悩む青春の心象風景を写し出した第一詩集「月に吠える」をはじめ、孤高の象徴派詩人の代表的詩集から厳選された名編。

内容(「BOOK」データベースより)
「詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである」といい、ひたすら感情の世界を彷徨しつづけた萩原朔太郎は、言葉そのもののいのちを把握した詩人として、日本の近代詩史上、無二の詩人である。代表作『月に吠える』『青猫』等より創作年次順に編まれた本詩集は、朔太郎(1886‐1942)の軌跡と特質を
商品描述
日文孤本 萩原朔太郎詩集 (新潮文庫)  1950/12/12 萩原 朔太郎  (著), 河上 徹太郎 (編集)孤本绝版唯一稀少老版新潮名著精典精选附录解说论文一篇序言研究文献5篇散文诗特色名著论文文献多
文庫: 258ページ
出版社: 新潮社; 改版 (1950/12/12)
言語: 日本語
ISBN-10: 4101197016
ISBN-13: 978-4101197012
発売日: 1950/12/12
商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 4.7   19件のカスタマーレビュー
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857位 ─ 本 > 文学・評論 > 詩歌
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萩原朔太郎と言えば月に吠えるが有名ですが、ここにはそのほかの素晴らしい作品も数多く収録されています。 その中でも、特におすすめなのは死なない蛸という作品です。水族館の水槽で誰にも気ずかれずに死んで行く蛸の姿に感動しました。 普段、詩集は敬遠している人も是非読んでみて下さい。 本当におすすめの一冊です。
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4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
5つ星のうち2.0ナルシスト的
投稿者darwinzfinch2011年4月24日
ナルシストはそんなに嫌いではありません。
特に、太宰治とか大好きです。
ただ、萩原朔太郎の作品は面白いと思えませんでした。

詩に関しては、
谷川俊太郎が好きで言葉の表現にグッといつもくるのですが、
そういう感動も今イチ得られることが出来ず
彼の言葉に共感することもほぼなく

「この人、美しいモノばかりを見ては自分を顧みて
選民意識がメチャクチャ高い人なんだろうなぁ」

ということが体感できる作品が多かったです。
好みの問題で☆一つ。
二つ目の☆は、彼が後に与えた
古い詩集を捨てて、新しい詩集と取り替えました。カバーが違っても、新しいものを出版してほしいものです。ギリシャ神話のように、ブルフィンチが変わる例もあります。古い話は、図書館にとっておくのもいいのではな
前半部分と、後半部分の差が非常に大きい詩集です。
前半はおそらく精神的に不安定だったせいか
詩にも荒れ果てた、すべてに対して嫌悪するかのごとくの
言葉が数多く出てきます。萩原朔太郎と言えば月に吠えるが有名ですが、ここにはそのほかの素晴らしい作品も数多く収録されています。 その中でも、特におすすめなのは死なない蛸という作品です。水族館の水槽で誰にも気ずかれずに死んで行く蛸の姿に感動しました。 普段、詩集は敬遠している人も是非読んでみて下さい。 本当におすすめの一冊です。
上位の批判的レビュー
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4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
5つ星のうち2.0ナルシスト的
投稿者darwinzfinch2011年4月24日
ナルシストはそんなに嫌いではありません。
特に、太宰治とか大好きです。
ただ、萩原朔太郎の作品は面白いと思えませんでした。

詩に関しては、
谷川俊太郎が好きで言葉の表現にグッといつもくるのですが、
そういう感動も今イチ得られることが出来ず
彼の言葉に共感することもほぼなく

「この人、美しいモノばかりを見ては自分を顧みて
選民意識がメチャクチャ高い人なんだろうなぁ」

ということが体感できる作品が多かったです。
好みの問題で☆一つ。
二つ目の☆は、彼が後に与えた影響を思っての☆です。
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5つ星のうち5.0なんだろう
投稿者オチコボレ2008年2月6日
形式: 文庫
萩原朔太郎の詩を読んだときのこのなんともいえない気持ちはなんだろう。
息苦しくて窒息しそうになるんだけど、心地がいい、そして美しい。
暗闇で光ることば。
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5つ星のうち5.0萩原朔太郎ベストアルバム
投稿者本のシンクログVINEメンバー2007年9月29日
形式: 文庫
この三好達治編纂による詩集は
『月に吠える』 『青猫』 『蝶を夢む』 
などの萩原朔太郎の出した全詩集からのダイジェスト版で、
音楽でいう「ベストアルバム」的な詩集です。

朔太郎は北原白秋(2歳上)、室尾犀星(2歳下)と同世代の大正時代に活躍した詩人です。

『月に吠える』の序で
「詩はただ、病める魂の所有者と孤独者との寂しいなぐさめである。」
と書いてあるとおり
萩原朔太郎の詩の世界には独特な「孤独の感覚」があります。

『世界の中心で愛を叫ぶ』の主人公はこの詩人に因んで命名された設定でしたが、
最愛の人を失った喪失感をこの詩人の名前で暗示したかったのかも知れないですね。

詞のバリエーションが豊富な詩集なので
きっと自分にとって最もしっくりくる詩が見つかると思います。

私が特に好きな詩は
『絶望の逃走』と『遺伝』です。
すごい詩ですよ。

 日本の詩人の中でも もっとも好きな詩人を問われたら 朔太郎を挙げる。

 とにかく日本語の持つ官能を 縦横無尽に使い尽くしていると思うのだ。同じ言葉でも漢字で書くか ひらがなで書くかでは 読んでいる「触感」が全く異なるわけだが それが一番痛切に感じさせるものに朔太郎のいくつかの詩がある。

 彼の詩には 例えば中原中也のような格好良さは無いし 宮沢賢治のような感動的な物語もない。あるのは 食べ物が腐っているような腐臭であったり 神経が震えているような不安であったりする。それゆえ 彼の詩は 一般的に言って どこまで人気があるのかは僕にも分からない。但し 腐りかけのものがおいしいのは 納豆やチーズだけではないのだ。

 朔太郎の詩を読んでいると そんな風にいつも感じる。

 
本書は、三好達治“選”の朔太郎の詩集である。つまり佳品集だ。
したがって、著名な「月に吠える」や「青猫」集中の詩がすべて収録されているわけではない。
たとえば「蛙の死」などの詩に関心のある向きは、本書を手に取っても、見出すことはできないので、注意を喚起しておきたい。
さて、朔太郎の詩は、知らず知らずのうちに罪を犯していたことに思い至り憂愁に陥る、というテーマを執拗に反復する。
あるいは(それゆえ)、罪障回避の「おびえ」の色が、たびたび表れる。
それらは、一種のオイディプス譚であろう。
だから、私は、そういう湿ったものにそれほど感銘を受けたりはしないのだが、リアルなものと対決しているかのような朔太郎一流の擬音語世界には、ショックを感じずにいない。
たとえば、早朝の鶏鳴を「とをてくう、とをるもう、とをるもう。」と形容する聴感覚。
寒さに弱った蝿の羽音、「ぶむ、ぶむ、ぶむ、ぶむ、ぶむ、ぶむ。」のいやに長い持続。
軽やかなはずの雲雀の歌さえ「ぴよ、ぴよ、ぴよ、ぴよ、ぴよ、ぴよ、ぴよ、ぴよ」と限界まで引き伸ばされて異物化し、読者の思考を破壊しにかかる。
まさにこの点にこそ、まだ彼の可能性は残っているのではないか、とペ-ジ繰るたび私は思いめぐらすのであった。
「人は一人一人では、いつも永久に、永久に恐ろしい孤獨である。原始以來、神は幾億萬人といふ人間を造つた。けれども全く同じ顔の人間を、決して一人とは造りはしなかつた。人はだれでも單位で生れて、永久に單位で死ななければならない」など「詩」以外にも青二才の心を揺さぶる言葉を残した朔太郎であったが、家庭に大きな問題を抱え、「聖戦」を謳う評論「日本への回帰」という情けない評論を書くなど、実生活における萩原朔太郎は「詩を書く萩原朔太郎」とは全く違った貧困な世界で生を送っていたのではないだろうか。まさに彼自身が語っているように「詩は神祕でも象徴でも何でも無い。詩はただ病める魂の所有者と孤獨者との寂しい慰めである」であったのだろう。だが、彼の実生活と詩世界とは切り離して考えるべきであろう。近代口語自由詩、つまり現在私たちが「詩」として捉えるほとんどすべての「詩」の元祖でありいまだ最高峰であり続ける萩原朔太郎の評価が、その実生活によってなんら貶められることはないのである。読み手はたった数行の詩・「蛙の死」特に「丘の上に人が立つてゐる。帽子の下に顔がある。」という部分に唖然とせざるを得ないであろう。この描写は「金槐和歌集」のなかで源実朝が詠んだ「大海の磯もとどろによする波われてくだけて裂けて散るかも」に匹敵する凄みがある。前者は「丘の上=人 と 帽子の下=顔」を対照させることによって表された見事な遠近感、そして後者は「われてくだけてさけてちるかも」の部分で表される波のスローモーション。言葉の持つ力、可能性をたった数行で我々に知らしめてくれる彼らの豊かな表現感覚はもう見事としか言いようがな
「人は一人一人では、いつも永久に、永久に恐ろしい孤獨である。原始以來、神は幾億萬人といふ人間を造つた。けれども全く同じ顔の人間を、決して一人とは造りはしなかつた。人はだれでも單位で生れて、永久に單位で死ななければならない」など「詩」以外にも青二才の心を揺さぶる言葉を残した朔太郎であったが、家庭に大きな問題を抱え、「聖戦」を謳う評論「日本への回帰」という情けない評論を書くなど、実生活における萩原朔太郎は「詩を書く萩原朔太郎」とは全く違った貧困な世界で生を送っていたのではないだろうか。まさに彼自身が語っているように「詩は神祕でも象徴でも何でも無い。詩はただ病める魂の所有者と孤獨者との寂しい慰めである」であったのだろう。だが、彼の実生活と詩世界とは切り離して考えるべきであろう。近代口語自由詩、つまり現在私たちが「詩」として捉えるほとんどすべての「詩」の元祖でありいまだ最高峰であり続ける萩原朔太郎の評価が、その実生活によってなんら貶められることはないのである。読み手はたった数行の詩・「蛙の死」特に「丘の上に人が立つてゐる。帽子の下に顔がある。」という部分に唖然とせざるを得ないであろう。この描写は「金槐和歌集」のなかで源実朝が詠んだ「大海の磯もとどろによする波われてくだけて裂けて散るかも」に匹敵する凄みがある。前者は「丘の上=人 と 帽子の下=顔」を対照させることによって表された見事な遠近感、そして後者は「われてくだけてさけてちるかも」の部分で表される波のスローモーション。言葉の持つ力、可能性をたった数行で我々に知らしめてくれる彼らの豊かな表現感覚はもう見事としか言いようがない
中1の時、初めて読みました。その帯には「青い香水に浸した剃刀の刃」と書かれていました。萩原朔太郎を読んだ時に受けた衝撃は、まさにこの一語に尽きます。

鋭敏な感覚を持った詩を書き続けた萩原朔太郎の詩集。朔太郎をリスペクトしていた三好達治が選んだだけあって、ベストオブ朔太郎ともいえる内容になっています。

萩原朔太郎と言えば月に吠えるが有名ですが、ここにはそのほかの素晴らしい作品も数多く収録されています。 その中でも、特におすすめなのは死なない蛸という作品です。水族館の水槽で誰にも気ずかれずに死んで行く蛸の姿に感動しました。 普段、詩集は敬遠している人も是非読んでみて下さい。 本当におすすめの一冊です。


ですが、そんな絶望的な詩の中にも
恋という光はあるのです。
だけれどもそれにもやはり闇の要素もあり…
とにかくいろいろと悩んでいたのだろうと思われます。

一方で後半に出てくる詩は
これらの病的というか退廃的な前者とは
一変してどこか心に余裕のある感じなのです。
きっと精神的にも一肌脱いだ、という感じなのでしょう。

古い文章なので不安になりますが
学校等で古い表現に触れていたのならば
十分に読めるレベルです。

一瞬にしてレトロな世界に
迷い込むことでしょう。

ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背広をきて
きままなる旅にいでてみん

北海道札幌駅の隣に苗穂(なえぼ)という駅がある。
その駅舎の壁にこの詩が大書されているのを見た時は、まだこれが誰の詩か知らなくて、けれど無性に感動し、窓枠に消え去っていくこの詩を電車の中から目に焼き付け、何度も口の中で呟いたのを覚えている。
それから数年後、これが日本の著名な詩人の作品であることを知った。そして、その詩人が萩原朔太郎その人であることも。
それ以来、僕は萩原朔太郎が好きだ。そして萩原朔太郎と言えば、この詩を思い出す。

あまりの言葉の生々しさに、全部通して一気に読んでしまうことが出来なかった。

言葉の一つ一つに重みがあり、間違い無く近代詩の中でも頂点の作品であろう。
詩の概念を更に超越した日本語の姿を見た。

暗い夜道を徘徊し、月に吠える犬の姿がなんとも寂しく、恨めしく、いとおしく感じました
ナルシストはそんなに嫌いではありません。
特に、太宰治とか大好きです。
ただ、萩原朔太郎の作品は面白いと思えませんでした。

詩に関しては、
谷川俊太郎が好きで言葉の表現にグッといつもくるのですが、
そういう感動も今イチ得られることが出来ず
彼の言葉に共感することもほぼなく

「この人、美しいモノばかりを見ては自分を顧みて
選民意識がメチャクチャ高い人なんだろうなぁ」

ということが体感できる作品が多かったです。
好みの問題で☆一つ。
二つ目の☆は、彼が後に与えた影響を思っての☆です。

朔太郎の詩は「鋭い現代的感性と、一方どこか日本的な情緒深いものを兼ね備えた特長ある詩」である。「現代的鋭い感性」とは病的な繊細さ、現代的病性と言えよう。この感性は強烈であり、一時的に抵抗感を持たれるかもしれない。一方、「日本的な情緒深いもの」とは日本の伝統的な抒情性、懐かしさ、郷愁性と言ってよい。朔太郎の詩は、従って、現代的感性と伝統的な情緒が併存する特長ある詩であり、他の追随を容易に許さないものだろう。試しに、前者と後者の例を引用してみよう。

 地面の底の病気の顔

地面の底に顔があらわれ、
さみしい病人の顔があらわれ。

地面の底のくらやみに、
うらうら草の茎が萌えそめ、
鼠の巣が萌えそめ、
巣にこんがらかつてゐる、
かずしれぬ髪の毛がふるえ出し、
・・・・・・・

 孤独

田舎の白つぽい道ばたで、
つかれた馬のこころが、
ひからびた日向の草をみつめている、
ななめに、しのしのとほそくもえる、
ふるえるさびしい草をみつめる。

・・・・・・・・

"詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである" 萩原朔太郎

詩は、言葉の芸術である。論理に縛られた言葉を超越したもの、それが詩である。萩原朔太郎の詩は、美しくもあり、力強さと儚さを兼ね備え、そして陰鬱である。

彼の詩を一つ引用する。
  

『怠惰の暦』

いくつかの季節はすぎ

もう憂鬱の桜も白つぽく腐れてしまつた

馬車はごろごろと遠くをはしり

海も 田舍も ひつそりとした空気の中に眠つてゐる

なんといふ怠惰な日だらう

運命はあとからあとからとかげつてゆき

さびしい病鬱は柳の葉かげにけむつてゐる

もう暦もない 記憶もない

わたしは燕のやうに巣立ちをし 

さうしてふしぎな風景のはてを翔つてゆかう。

むかしの恋よ 愛する猫よ

わたしはひとつの歌を知つてる

さうして遠い海草の焚けてる空から 

爛れるやうな接吻(きす)を投げよう

ああ このかなしい情熱の外 どんな言葉も知りはしな
い。

「青猫」抄より
何気なく買ったんですが、とてもよかったです。
やはり詩には力があるのだ、と確認させられます。
生活の切実さ、ちょっとした皮肉、そして素直な想い。難しくなくて、それでいてすごく深い言葉にはっとさせられました。

「なまものの匂い」が立ちこめる病んだ世界が描かれているが、読んでいるこちらの感受性を柔らかくさせてしまう魅力が、この人の詩にはある。
だから、私は、じぶんの心が見えなくなった時に、つい、この詩集の頁を繰り返し開いてしまう。

この人は、詩の中で「腐りかけの美」を切ないほどに表現する。
たとえば、
春の性欲のなまめかしさを、「腐った貝」が「ちら、ちら、ちら、ちら」と漏らす「吐息」で表現してしまうというヘンタイさ加減や、
くちびるに紅をひいて、少女に変装し、「白樺の木」に抱きついて接吻し、ウットリしてみるこころの倒錯、また、
「のをあある とをあある やわあ」(猫)
「とをてくう とをるもう とをるもう」(鶏)
「てふ てふ てふ てふ てふ てふ てふ てふ」(蝶)
「ぶむ ぶむ ぶむ ぶむ ぶむ」(蠅)
など、擬音(擬態)化された生物たち。

こころが病みがちな人は、一冊、この詩集を手元に置いておくと良いと思う。希望の言葉で慰めるのではなく、一緒に病んだ世界へとドップリついてきてくれる(引きずり込んでくれる)のは、近代の詩人では朔太郎くらいです。
きっと眠れぬ夜の良き友達になってくれることでしょう。
(新潮文庫も出てるが、適度にぶ厚い岩波文庫版がオススメ!)

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没有外表保护书衣, 因此实际图书与书影不一致, 书页有压褶 部分书页有水渍痕迹, 请后书皮有轻度污迹 书脊有压伤图书该有私人藏书印章
日文孤本 萩原朔太郎詩集 (新潮文庫)  1950/12/12 萩原 朔太郎  (著), 河上 徹太郎 (編集)孤本绝版唯一稀少老版新潮名著精典精选附录解说论文一篇序言研究文献5篇散文诗特色名著论文文献多
孤独と焦燥に悩む青春の心象風景を写し出した第一詩集「月に吠える」をはじめ、孤高の象徴派詩人の代表的詩集から厳選された名編。

内容(「BOOK」データベースより)
「詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである」といい、ひたすら感情の世界を彷徨しつづけた萩原朔太郎は、言葉そのもののいのちを把握した詩人として、日本の近代詩史上、無二の詩人である。代表作『月に吠える』『青猫』等より創作年次順に編まれた本詩集は、朔太郎(1886‐1942)の軌跡と特質を
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