(日文原版)図説痛みの治療入門
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九品
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作者山室誠 著 天羽敬祐 監修
出版社中外医学社
出版时间1984
装帧精装
页数478页
上书时间2017-09-20
商品详情
- 品相描述:九品
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私藏章,书后扉页赠书题字。
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筆者が,天羽敬祐先生の監修により「図説痛みの治療入門」を上梓してから早くも10余年が過ぎようとしているが,この間に痛みの治療法は大きく進歩した.
特に癌性疼痛の治療法はWHOの3段階方式が1989年に報告されてから,モルヒネを主体とする治療が普及し,数年間で激変したと言えよう.
また星状神経節ブロックの権威者であられる若杉文吉先生は,1991年,前橋で行われた第26回ペインクリニックの特別講演で星状神経節ブロックの手技に関して,従来の「星状神経節ブロックは針先を第7頸椎横突起基部にあて,7~10mlの局麻薬を注入する」という方法から「星状神経節ブロックの針先は第6頸椎基部で,局麻薬の量は5~6mlで良い」と報告された.
この他にも新しい研究や報告が相次ぎ,入門用の教科書とはいえ時代の流れから取り残される部分が多くなり,本書の内容を書き替える必要が出てきた.
折しも母校の東北大学で初めてペインクリニック第1号の患者に対して下顎神経ブロックが行われてから,1996年で30年の時が流れる.これを記念して幾つかの行事が行われるが,その一つとして本書を改訂することにした.
初版は筆者が書いたが,今回は東北大学麻酔学教室のペインクリニックでともに学んだ先生方が多くの病院でペインクリニックを行っている.そこで中外医学社の協力を得て,30年記念行事に合わせて,これらの先生と共同執筆として改訂版を出版することにした.
10年の流れは短いようにも思われるが,この間全脊麻のようにほとんど行われなくなった手技もあると思えば,上・下腹神経叢ブロック,経椎間板腹腔神経叢ブロックのように頻回に行われるブロックも登場してきた.またペインクリニックの対象となる疾患の数も質も大きく変化した.
いずれの疾患や手技を掲載するか,その選択に難渋したが,共同編集者の東北大学麻酔科の兼子忠延助教授と相談の結果,現在のペインクリニックの臨床で多用される手技を優先し,全脊麻や経鼻的脳下垂体アルコールブロック,経皮的コルドトミーなどは除外した.
本書が新しい時代の痛みの治療に少しでも役立つなら,筆者らにとってこれに勝る幸せはない.
本書の改訂にあたって初版の時以上にお世話になった中外医学社の青木三千雄社長をはじめ,高橋衛氏に深謝する.
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私藏章,书后扉页赠书题字。
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