日文原版书 天草の雅歌 (新潮文庫) 辻邦生 (著)
鎖国体制完成を目前にした江戸初期の長崎に、通辞として赴いた上田与志。役人としての確実な立身を望んでいたはずの彼は、いつしか鎖国派と海外交易派の政争の渦に巻きこまれていく。混血の美女コルネリアの愛を支えに、閉塞していく状況を憂い、時代の権力に挑戦したその悲劇の生涯を描く。物語のもつ魅力を充分に取り入れ、史実をふまえて構築された壮大な歴史ロマン。 (解説頁・篠田一士)
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七品
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作者辻邦生 (著)
出版社新潮社
出版时间1976
印刷时间1978
装帧平装
货号安A46
上书时间2018-03-13
商品详情
- 品相描述:七品
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内容完整。封皮及前100页的左下角有黄色印迹。
- 商品描述
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文庫: 439ページ
出版社: 新潮社 (1976/07)
トップカスタマーレビュー
Gori
5つ星のうち4.0地位を投げ捨てさせたものは
2010年8月9日
形式: 文庫|Amazonで購入
鎖国派と海外交易派の争いが熾烈を極める江戸初期の長崎。そこに通辞として赴いた上田与志。
通訳として、また、役人として有能であった上田与志はその地位を捨て、何故密航を企てたのか。
上田を支えたポルトガルとの混血美女・コルネリアとの悲恋。
コルネリアと結婚した上田は、海外追放された妻を追って密航を決意する。しかし…
キリシタン弾圧と海外交易をめぐる争いに巻き込まれ、自害を余儀なくされる。
大寺萌音
5つ星のうち5.0素晴らしい作品です
2010年8月31日
形式: 文庫
1980年代半ばから数年、辻邦生氏の作品にはまった。なかでも、本作が一番好きな作品。
江戸時代初期の長崎を舞台にした鎖国派と海外交易派の争い、その争いに巻き込まれる通辞・上田与志、そして与志と混血の美女コルネリアの恋愛を描いている。冒頭と結末、共に上田与志の悲劇的な最期が描かれるが、同じ事実なのに、小説に描かれた世界を読むことによって、全く違った物に見えてくる。
本作最大の魅力は、コルネリアが持つ、自由な感覚、ある意味コスモポリタニズムといえる感性。そして、愛の行く末こそ哀しいものだが、何をもってしても引き裂くことのできない二人の気持ちの強さに感動する。
辻氏は、ほぼ同時期に書いた『安土往還記』『嵯峨野明月記』と本書を三部作とみなしている。また、飯嶋和一氏が『黄金旅風 (小学館文庫)』でほぼ同じ時期の長崎を描き、重なる登場人物もいる。併せて、お薦めする。
lm700j
5つ星のうち5.0自由貿易と保護貿易
2007年9月24日
形式: 文庫
面白すぎるだろ、これw
イスパニアVSポルトガルVSオランダの世界情勢の中で
いろいろな苦悩を秘めて日本が鎖国へと落ちていく姿を描く
その中で自由貿易と保護貿易の対立もある
戦記ものとして読んでみるのも一興ではないだろうか
ていうか辻邦生って戦記ものって売り方をすれば数が捌けるんじゃないのか
そういう意見を述べている天下無双の本読みがいた
背教者ユリアヌスとかマジで歴史系SLG好きは腹上死必至w
あとコルネリアは能登某にやらせたいw
— 没有更多了 —
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