日文原版书 奉教人の死 (新潮文庫) 芥川龍之介 (著) 2015年印刷 240页
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作者芥川 龍之介 (著)
出版社新潮社; 改版 (2003/08)
出版时间2003-08
印刷时间2015
装帧平装
页数240页
货号安17
上书时间2017-10-15
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奉教人の死 (新潮文庫) 文庫 – 2001/9
芥川 龍之介 (著)
登録情報
文庫: 240ページ
出版社: 新潮社; 改版 (2003/08)
言語: 日本語
ISBN-10: 4101025045
ISBN-13: 978-4101025049
発売日： 2001/09
梱包サイズ: 15.2 x 10.6 x 1 cm
内容紹介
芥川は殉教者の心情や、東西の異質な文化の接触と融和という課題に興味を覚え、近代日本文学に“切支丹物"という新分野を開拓した。文禄・慶長ごろの口語文体にならったスタイルで、若く美しく信仰篤い切支丹奉教人の、哀しいが感動的な終焉を格調高く綴った名作『奉教人の死』、信仰と封建的な道徳心との相剋に悩み、身近な人情に従って生きた女を描く『おぎん』など、11編を収録。
トップカスタマーレビュー
5つ星のうち5.0美しければそれで良い。
投稿者如那傘如臼太2011年11月1日
形式: 文庫
・煙草と悪魔
・さまよえる猶太人
・奉教人の死
・るしへる
・きりしとほろ上人伝
・黒衣聖母
・神神の微笑
・報恩記
・おぎん
・おしの
・糸女覚え書
の11篇に、神田由美子氏の註と小川国夫氏の解説を加えた作品集。芥川の｢切支丹物｣と呼ばれる作品群の一部である。
全篇がキリスト教、特に日本の昔のキリスト教を題材としている。
全篇ともに筋書きがしっかりしている上、文章の美しさが比類ない。
これ見よがしに肉体的で饒舌な文章ではなく、真に美しい文章だと思う。
キリスト教が題材となっているものの、真面目なキリスト教礼賛やガチなアンチキリストなどではない。
芥川という知識人目線のちょっとイジワルなキリスト教観の表れ、とでも言うべきか。キーワードは｢悪魔｣である。
三浦綾子とか遠藤周作の書くような真面目なキリスト教文学が苦手だと言う人にこそ、
軽い気持ちで手に取って貰いたい一冊である。
5つ星のうち5.0まさに大正ロマン
投稿者Amazon カスタマー2017年7月20日
形式: 文庫
今、平成においてキリスト教というものにロマンを感じる人はあまりいないかもしれない。
だが、これが書かれたころは大正時代。
日本と違う異質な神秘性に対して、芥川が深いロマンを刻み込んだ傑作ぞろいです
5つ星のうち5.0鳥肌がたった。
投稿者recoma2011年3月14日
形式: 文庫
私は太宰治が好きで、その太宰が芥川に憧れていたということから
おくればせながら芥川を読み始めた。
教科書に出てきた「羅生門」、有名な「鼻」、黒沢明の映画にもなった「藪の中」などは
以前に読んだことがあったが、その中で漠然と私が持っていた芥川のイメージはだんだん変わっていった。
芥川にとって生きることがそんなにの苦しかったのはなぜか、これから芥川の本を読んでいく中で
私なりに考えてみたいと思う。
さて、この「奉教人の死」について、表題作を読んだ感想はネタバレにもなるので詳しくは書けないが、
伴天連が「ろおれんぞは・・・じゃ」と言う場面では鳥肌がたった。
その他、「報恩記」「おぎん」「おしの」が特におもしろかった。
文体が古文のようで難解だが、ストーリー性があるのでめげずに読める。
キリスト教と日本人について、芥川の考察がうかがえる。
「おしの」のキリストへの怒りを伴う失望という展開は興味深い。
5つ星のうち4.0言葉使いに、びびらない。
投稿者aximmm2003年3月7日
形式: 文庫
表題作、最高に面白いです。
話の運び、特に伏線の張り方などは、圧巻。
文体、言葉使いなどは、最初とっつきにくいかも知れませんが、
それを補ってあまりある話の面白さがあります。
びびらずに読み進みましょう。
（教科書にも掲載されているので、そんなに難解ではないはず。）
仰天の結末に、天を仰ぎ見ること必至！
この作品を読むだけでも、かなり価値あると思います。
『報恩記』『おぎん』『おしの』も、面白かったです。
ちなみに文語体の作品は、私にはめちゃんこ難解でした･･･。
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