日文原版书 藤村詩集 (新潮文庫) 島崎藤村(著)
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七品
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作者島崎藤村
出版社新潮社; (1968/2/13)
出版时间1968
印刷时间1978
印次18
装帧平装
货号通18
上书时间2014-02-03
商品详情
- 品相描述:七品
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7成新,书籍平整,护封边角有点磨,纸张泛黄。
- 商品描述
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藤村詩集 (新潮文庫) 島崎藤村(著)
文庫: 232ページ
出版社: 新潮社; (1968/2/13)
1978年18刷
商品の寸法: 14.8 x 10.6 cm
内容紹介
〈まだあげ初めし前髪の/林檎のもとに見えしとき/前にさしたる花櫛の/花ある君と思ひけり(初恋)〉〈とほきわかれにたえかねて/このたかどのにのぼるかな(高楼)〉他に『千曲川旅情の歌』『椰子の実』等々、青春の日の抒情と詠嘆を、清新で香り高い調べにのせ、一読忘れがたい印象を残す近代浪漫詩の精華。本書をひもとくことは、在りし日の青春と邂逅することにほかならない。
トップレビュー
Edgar
ベスト1000レビュアー
5つ星のうち5.0キリリと端正な藤村の世界
2014年1月25日
形式: 文庫
藤村といえば圧倒的に、〈まだあげ初めし前髪の…〉の「初恋」や、
〈とほきわかれにたへかねて…〉の「高楼(たかどの)」が有名である。
特に後者は、その数節が「惜別の歌」として再編成され親しまれているため、
最も人口に膾炙した藤村の詩といっても過言ではない。
本書はこれら代表作をはじめ、藤村の詩世界をたっぷりと堪能できる1冊だ。
七五調で綴られた作品は、いずれもキリリと端正である。
それが若者特有の清廉さ、涼やかさといったイメージと重なるのであろう。
「本書をひもとくことは、在りし日の青春と邂逅することにほかならない」
と裏表紙にはあるけれど、そうだなあ、それはいえるなあ、と思う。
名もなき道を説くなかれ
名もなき旅を行くなかれ
甲斐なきことをなげくより
来りて美(うま)き酒に泣け
(酔歌より)
ふとした言葉に、ページを繰る手が止まってしまう。
いろいろと胸に去来するものがあり、しばし本を閉じて考えてしまう。
これを詩の力といわずして、なんといおう。
古風ではあるが言葉がシンプルなだけに、迫ってくるものがあるのだ。
百年以上の時を経ても、藤村の世界は今なお私たちの心をとらえて離さない。
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Saburo Ochiaigawa
5つ星のうち4.0忘れもしない青春の甘酸っぱさを色濃く思い出させてくれる詩集
2009年6月20日
形式: 文庫
藤村詩集は青春の甘酸っぱさを多分に含んだ情緒豊かな詩集であると言えよう。俗な社会生活に疲れた時や、何故か青春を懐かしく思い出したい時などにはよき導き手になるものと思う。遥か昔高校一年の時に現代国語で学んだ「千曲川旅情の歌」は授業時の印象とは別に、時間の経過と共に故郷を思い出すように懐かしが強まった。大学を卒業する時は、若菜集の「初恋」を朗読しながら、社会へ巣立つ前の不安を感じたものである。萩原朔太郎は与謝蕪村を「郷愁の詩人」と呼んだが、島崎藤村にもその傾向があるように思えてならない。何故なら、その郷愁性の由来が異なるにしても、読後に残る「懐かしさ」は同じ郷愁性であるように思えるから。ここで、詩をひとつ引用してみよう。
白壁
たれかしるらん花ちかき
高楼われはのぼりゆき
みだれて熱きくるしみを
うつしいでけり白壁に
唾にしるせし文字なれば
ひとしれずこそ乾きけれ
あゝあゝ白き白壁に
わがうれひありなみだあり
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榎戸 誠
ベスト100レビュアー
5つ星のうち5.0まだあげ初(そ)めし前髪の 前にさしたる花櫛(ぐし)の 花ある君と思ひ(い)けり
2012年3月21日
形式: 文庫
まだあげ初(そ)めし前髪の
前にさしたる花櫛(ぐし)の
花ある君と思ひ(い)けり
島崎藤村の第一詩集『若菜集』に収められた有名な「初恋」の最初の部分である。
中ほどに「人こひ(い)初めしはじめなり」とあるように、初めて知った胸のときめきが林檎畑を背景に瑞々しく歌われている。
誰もが経験する青春の甘酸っぱい思い、青春の初々しい息吹が人々の共感を呼び、長く愛誦されてきたのだろう。
『若菜集』などが収録されている『藤村詩集』(島崎藤村著、新潮文庫)で、藤村の感性豊かな詩に出会うことができる。
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