• 日文原版书 女と味噌汁 (集英社文庫) 平岩弓枝 (著) 「はなのや」の芸者、千佳子。彼女に舞い込む様々な人間模様をさりげない料理の腕で解決する姿を通し、昭和30年~40年代の女性の生き様が映し出される。活字を大きくした新装版。(解説/伊藤昌輝)
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日文原版书 女と味噌汁 (集英社文庫) 平岩弓枝 (著) 「はなのや」の芸者、千佳子。彼女に舞い込む様々な人間模様をさりげない料理の腕で解決する姿を通し、昭和30年~40年代の女性の生き様が映し出される。活字を大きくした新装版。(解説/伊藤昌輝)

東京は新宿に近い花柳界・弁天池。主人公の芸者てまりは底ぬけに明るいお人好し。そのうえ男まさりのしっかり者で、だれの世話にもならず、自分で汗を流して働ける商売をと、芸者稼業のかたわら、ライトバンを改造して味噌汁屋を始めた。花柳界でけなげに生きるてまりとそれをとりまく下積みの人々との心のふれ合い。それは人情の機微を写すに得意な著者独自の世界でもある。

20 七五品

仅1件

河北廊坊
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作者平岩弓枝 (著)

出版社集英社

出版时间1979

印刷时间1982

印次6

装帧平装

页数208页

货号安54

上书时间2019-05-22

同文书院

十四年老店
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   商品详情   

品相描述:七五品
纸张发黄。有图书章、借阅袋。
商品描述
文庫: 208ページ
出版社: 集英社 (1979/08)

「はなのや」の芸者、千佳子。彼女に舞い込む様々な人間模様をさりげない料理の腕で解決する姿を通し、昭和30年~40年代の女性の生き様が映し出される。活字を大きくした新装版。(解説/伊藤昌輝)

舞台は昭和40年頃、東京・新宿に近い花柳界、弁天池。芸者のてまりこと千佳子には、なぜだか次々と、厄介なもめごとが降りかかる。浮気や嫁姑問題、後輩芸者の恋愛騒動…。料理の腕も活かしながら、千佳子はそれらを解決していく。一方で、自慢の味噌汁を売る夢も抱く。気丈に生きていく彼女だが、幸せな結婚にも憧れて…。現代にも通じる、女の生き様を颯爽と描いた平岩文学の傑作。

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トップレビュー
 鉄火巻き
5つ星のうち4.035年を経て、なお今に通じる。
2016年12月25日
形式: 文庫
1979(昭和54年)初版とあるが、1965年の書き下ろしで、同年にドラマ化されたもの。
従って舞台は、昭和40年の東京、新宿の十二社辺りと推測される。
昔の物語のようだが、女心、男の言動、専業主婦の言い分、親族の口出し等々、
現在に通じることが、思いのほか多く、飽きさせずに読ませる。
ドラマとは「はなのや」の女将と小桃以外は、所属する芸者の数や、名前は同じでも性格設定の違いがあり、
ドラマほどやかましくも、かしましくも、ない。

主人公の室戸千佳子は、置屋「はなのや」の看板芸者。この地には珍しく借金なしに芸者になった。

第一話は、お座敷の客と昵懇になり、主人公のアパートと朝を迎え、男のハンカチなどにアイロンを当て、
     熱々の味噌汁と朝食、お茶を馳走した。男はいたく気に入り味噌汁を3杯もお代わりした後、
     千佳子が応募するテレビの懸賞の葉書を投函しておくと取り上げ、1万円を渡して外へ出た。
     次の日曜、男の妻が千佳子の元に怒鳴り込んできて、…。
第二話は、味噌汁を中心とした店を持ちたいと願う千佳子が、まず実現できることから、と、ライトバンで
     の出店を考え、衛生面の相談を客に持ちかける一方、免許証取得に向かって行動を起こす。
     贔屓の代議士が紹介した弁護士の家に書類を受け取りに行った千佳子は、そこで弁護士の母の
     漬け物に感動し、漬け方を教わるが…。
第三話は、突然、母違いの弟が千佳子を訪ねてきた。亡父の日記から「はなのや」を知り、姉に会いに来た。
     東京で医師のインターンをしている弟との交流、さらに贔屓のやもめの医者からの求婚、
     弟に惚れてしまった芸者の妹分の小桃への思いと、医者の姉の来訪で…。
第四話は、小学校の同窓会で再会した、出世をひけらかす勉と、浅草橋で下駄屋を継いだ正二。
     勉はすぐにてまり(千佳子)に座敷を掛け、くどうこうとするが、千佳子には違和感があった。
     正二は、鼻緒のすげ替え、下駄の歯つぎといった、履き捨て時流の職人が嫌がる仕事をきっちり
     丁寧に仕上げる。心揺れる千佳子の元へ、保険の外交員をしている同窓の一代が勧誘に来て…。
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金吾庄左ェ門
VINEメンバー
5つ星のうち4.0味噌汁の店
2016年4月14日
形式: 文庫
 主人公・千佳子は芸者なのに歌や踊りの芸はサッパリで、自由恋愛の方(警察が取り締まりたがる方)がお得意でちょっと計算高い一面もありますが、それはご愛嬌というやつで、味噌汁の店を開くという夢の為に頑張る女性でもあります。
 客の奥さんに襲撃されたので撃退(この時のセリフは秀逸)したかと思えば和解したり、ライトバンでの移動販売をするために運転免許を取得しようと悪戦苦闘したりします。店を開けば後輩芸者の恋話に巻き込まれたり、いい歳して自身が恋の話になったりもします。女一人でといえば誤謬があるかも知れませんが、何事にもポジティブな千佳子の生き様は現代の人にとっても魅力的だと思います。
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