日文原版书 帰艦セズ 単行本 (短篇集) 吉村昭 (著)
昭和19年、巡洋艦「阿武隈」の機関兵が、小樽郊外の山中で「飢餓ニ因ル心臓衰弱」で死亡した。上陸中に艦が緊急出港したため、とり残されたともいう。しかし彼はなぜそのような事態を迎えねばならなかったのか。長い歳月を経て、一片の記録から真相の追及を始めた男の前に、驚くべき事実が明らかになってゆく。…表題作以下、解きがたい謎を秘めた人の生の奇妙な一面を、みごとに掬い上げ文学作品に結実させた香り高い7篇。
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八五品
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作者吉村昭 (著)
出版社文藝春秋
ISBN9784163103501
出版时间1988
装帧精装
货号安49
上书时间2019-04-17
商品详情
- 品相描述:八五品
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护封面和硬封皮面有图书馆贴条。最后页以及底边缘有图书馆章。
- 商品描述
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登録情報
単行本: 235ページ
出版社: 文藝春秋 (1988/7/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4163103503
ISBN-13: 978-4163103501
発売日: 1988/7/20
梱包サイズ: 19.2 x 13.6 x 2.2 cm
内容紹介
昭和十九年、巡洋艦「阿武隈」の機関兵が、北海道小樽市郊外の山の中で「飢餓ニ因ル心臓衰弱」で死んだ。長い年月を経て、一片の記録から真相の追求を始めた男の前に、驚くべき事実が明らかになっていゆく……。表題作以下、不可解な謎を秘めた人の生の奇妙な一面を見事にすくいあげ文学作品に結実させた7短編。
内容(「BOOK」データベースより)
昭和19年、巡洋艦「阿武隈」の機関兵が、小樽郊外の山中で「飢餓ニ因ル心臓衰弱」で死亡した。上陸中に艦が緊急出港したため、とり残されたともいう。しかし彼はなぜそのような事態を迎えねばならなかったのか。長い歳月を経て、一片の記録から真相の追及を始めた男の前に、驚くべき事実が明らかになってゆく。…表題作以下、解きがたい謎を秘めた人の生の奇妙な一面を、みごとに掬い上げ文学作品に結実させた香り高い7篇。
目次
鋏
白足袋
霰ふる
果物篭
銀杏のある寺
飛行機雲
帰艦セズ
トップレビュー
Amazon カスタマー
5つ星のうち3.0満足
2017年6月4日
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前から、読んで見たかったので、満足でした。ありがとうございました。
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showon
VINEメンバー
5つ星のうち4.0軍隊の厳しさ
2012年1月8日
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戦後の日本では死刑を宣告されてもなかなか執行にはいたらないのであるが、戦前の日本の軍隊では時間通りに帰隊しなかっただけで銃殺刑だったのである。何も殺さなくても(殺せば戦力が減るんだし)体罰あたりで良いんじゃ無いかと思うのだが、断固として銃殺刑にするのである。それが分かっているから、兵隊は死ぬ気で時間厳守をする(ホントに死んじゃうんだから)のであるが、これに間に合わないとなるとどうなるか?殺されたくはないから逃亡するわけである。そうすると今度は家族を巻き込んで大変な事件になるんですな。そこには止むに止まれぬ事情があり、彼らにもその後の人生があるのである。こういうテーマに着目した吉村氏の慧眼を称えたい。
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たぬやま
5つ星のうち4.0短編集
2013年9月27日
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表題作が特に印象深い。エッセンスが凝縮された、これぞ短編!という感じでした。
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lm700j
5つ星のうち5.0ダウナー系短編集
2007年12月9日
いくつかは生き残った潜水艦乗りの話とかで
ある意味同作者の長編のサイドストーリーみたいなとこ
最後にのってる表題作があまりに切ない展開
逃亡兵とかの法的な扱いってどうなったんだろう
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ルミコ
5つ星のうち4.0弁当箱をひとつ紛失したために
2007年5月7日
「帰艦セズ」
それは、弁当箱をひとつ紛失したために帰艦することができずに餓死するにいたった海軍機関兵の物語・・・。戦争状態の不条理さと残酷さを感じる話です。
同時に、わたし達が今生きる意義についても感じさせられるものがあります。
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